太平洋戦争後、厚生省による3団体統合の指導、社会事業組織研究委員会の答申、参議院厚生委員会の勧告、共同募金白書の発表、社会福祉協議会組織の基本要綱の策定などのさまざまな議論、提案、指導がなされ、日本社会事業協会、全日本民生委員連盟、同胞援護会という3団体統合による中央社会福祉協議会が昭和26年1月に設立された。その後、都道府県の社会福祉協議会は昭和26年12月までに設置され、併せて市区町村の社会福祉協議会の組織化も進められられました。

藤岡市社会福祉協議会は昭和30年に誕生し、現在まで一貫して地域福祉活動推進の中核的役割を果してきました。地域住民、社会福祉の関係者などの参加・協力を得て組織され、活動することを大きな特徴とし、民間組織としての自主性と、広く住民や社会福祉関係者に支えられた公共性という2つの側面をあわせもった、民間非営利組織です。

社会福祉協議会は、社会福祉法人であることを必須の事項として求められていませんが、市町村行政との関係を明確にする観点から必要とされ、藤岡市社会福祉協議会では昭和47年6月30日社会福祉法人認可となりました。